| 福岡1強で佐賀は最下位…「ケンミンSHOW」の九州SPに「ネタにマジレスながら“地域マウンティング”って不毛では?」佐賀在住の編集者が明かした地元のホンネ テレビ番組というものは、とにかく「分かりやすさ」と「意外性」を求めがちである。しかし、それをあまりにやり過ぎると、誰かを不快にさせ、傷つけてしまう… (出典:デイリー新潮) |
| 秘密のケンミンSHOW 極』(ディスカバリー・エンターテインメント ひみつのケンミンショー きわみ)は、日本テレビ系列で2007年10月11日から毎週木曜日の20:54 - 21:54(JST)に放送されている読売テレビ(ytv)制作のバラエティ番組。番組中や公式サイトでは『秘密のケンミンSHOW… 112キロバイト (11,315 語) - 2026年4月11日 (土) 03:40 |
バラエティ番組における地域表現は、視聴者に分かりやすい笑いや意外性を提供する一方で、特定の地域に対するイメージを固定化してしまうリスクも抱えている。とりわけ佐賀県の扱いは、これまで多くの番組で「地味」「何もない」といった文脈で語られてきた経緯があり、笑いの文脈として消費されやすい典型例と言えるだろう。
こうした演出は、制作側にとっては短時間で共感や笑いを生み出す手法として有効だが、視聴者側にとってはその印象が繰り返し刷り込まれることで、実際の地域像との乖離を広げる要因にもなり得る。特にテレビという影響力の大きいメディアにおいては、一度定着したイメージが長期的に残り続ける点は見過ごせない。
また、この問題は佐賀県に限った話ではなく、他の地方でも類似の構図が見られる。いわゆる“いじり”としての地域表現が成立する背景には、視聴率やテンポを重視する番組制作の構造があると考えられる。しかし、その過程で地域の多様性や魅力が単純化されてしまうのであれば、本来伝えられるべき価値が失われてしまう。
重要なのは、「笑い」と「配慮」のバランスである。地域を題材にした企画自体を否定する必要はないが、その表現が一面的な印象に偏っていないか、多角的な魅力も同時に伝えられているかといった視点が求められるだろう。視聴者側もまた、番組内の演出をそのまま現実と捉えるのではなく、あくまで一つの表現として受け止める姿勢が必要である。
メディアが持つ影響力を踏まえれば、地域表現は単なる娯楽の枠を超え、社会的な意味を持つテーマでもある。制作側と視聴者の双方が意識をアップデートしていくことで、より健全で多様性を尊重したコンテンツが生まれていくことが期待される。
1 ネギうどん ★ :2026/04/14(火) 12:36:56.21 ID:YRPW4aQG9
テレビ番組というものは、とにかく「分かりやすさ」と「意外性」を求めがちである。しかし、それをあまりにやり過ぎると、誰かを不快にさせ、傷つけてしまうことも。3月26日に放送された「秘密のケンミンSHOW極」(日本テレビ系)の「大九州スペシャル」も、そうした“やり過ぎてしまった”番組の一つかもしれない。
というのも、現在私が住む佐賀県を徹底的に“格下扱い”していたのである。「所詮はバラエティでしょw」「ネタにマジレスダサいw」と思う読者もおられるかもしれない。だが、この番組に対して、一部の佐賀県民は、本気で残念な気持ちになっていることはお伝えしておこう。【中川淳一郎・ネットニュース編集者】
3階以上のビルがないって聞いたよ
内容を簡単に振り返ってみよう。同番組では、九州の7県を「一軍」と「二軍」に分類し、「二軍」の県に「いやいや、わが県にはこんな素晴らしいものがあります!」と言わせる構成になっており、一見するとフェアな作りになっているように解釈はできる。ここまでは良かった。しかし、「二軍」に入った県の中でもさらに“格付け”がなされ、佐賀県を最も低い立ち位置だと断じ、徹底的に下げまくり、それを娯楽として全国に放送したのである(少なくとも筆者にはそう感じられた)。
番組では、福岡県を「一強」としたうえで、「一軍」には熊本と鹿児島が入った。「一軍半」という微妙なポジションに長崎を配置し、「二軍」には大分・宮崎・佐賀が入った。長崎県民はこの件について「出島を通じて世界と交易してきた我々は九州を見ておらず世界を見ている」「横浜と神戸を意識していて、九州は眼中にない」といった形でそのプライドを表明した。
そして、佐賀について“圧倒的に下で”とし、長崎県民に「申し訳ない! 佐賀は可哀想。いろんな意味で通り道」と言わせた。これは街頭インタビューにおける一般人による発言だが、おそらく番組スタッフはこのような質問をしたのであろう。
「ところで、もっとも立場が低いと多くの人が言ってる佐賀県についてのイメージをお聞かせいただけますか?」
不躾なテレビの直撃取材に応じるような、ノリが良くサービス精神のあるこの長崎県民としては、「あっ、ここは佐賀県をバカにする発言が求められるんだろうな!」ということを瞬時に察したのであろう。だからこそ長崎県民の女性は「申し訳ない! 佐賀は可哀想 いろんな意味で通り道」と言った。他にはこんなコメントも紹介された。
「佐賀駅から一駅で無人駅。それが証拠じゃないですか」
「なんもないらしい」
「佐賀は気付いたら長崎に行ってる」
「3階以上のビルがないって聞いたよ」
(略)
ところが、佐賀は「福岡の隣」というのが強みだとされたのだ。流石にバランスが悪いと思ったのか、フォローするかのように佐賀県小城市が本社の竹下製菓のアイス「ブラックモンブラン」が紹介されたが、出演者の佐賀出身・どぶろっくはこう発言した。
「本当に、福岡様の側近としてやらせてもらいます」「なんだったら我々の方が福岡の良さを知っている」「佐賀ナンバーで福岡に入る時は、一回ハザードをたかなきゃいけない(と言いながら恐縮して拝むポーズ)」
福岡出身のカンニング竹山は「もうブラックモンブランは福岡のものでいいんじゃないか? とXで言ったら佐賀の人が怒って大炎上」とも言い、九州人が好きなブラックモンブランですら佐賀から強奪しても構わん、といった話に繋げる。そして、大阪出身のケンドーコバヤシは「客観的に、このランキング、正解です」と締める形にし、スタジオ全体が佐賀県を落とすことに終始したように感じられた。
まぁ、所詮はバラエティ番組の演出であることは理解しつつも、テレビ番組のつくりというものが、日本からまったくなくならない「いじめ」と同質のものになっていることはご理解いただきたい。
いじめている側は「悪ふざけの範疇だった」「冗談のつもりだった」「本気に捉えてほしくなかった」などと、悪意はなかったんだよ~、と軽く言う。それが子ども達の中で同級生を「〇〇菌」などと呼んだり、暴力なのに「プロレスごっこだった」と開き直る態度に繋がる。
不毛な「地域マウンティング」
「自虐」は構わない。だが、自虐を強いる空気感は健全ではないのでは。
続き・全文はソースで
https://www.dailyshincho.jp/article/2026/04131003/?all=1
というのも、現在私が住む佐賀県を徹底的に“格下扱い”していたのである。「所詮はバラエティでしょw」「ネタにマジレスダサいw」と思う読者もおられるかもしれない。だが、この番組に対して、一部の佐賀県民は、本気で残念な気持ちになっていることはお伝えしておこう。【中川淳一郎・ネットニュース編集者】
3階以上のビルがないって聞いたよ
内容を簡単に振り返ってみよう。同番組では、九州の7県を「一軍」と「二軍」に分類し、「二軍」の県に「いやいや、わが県にはこんな素晴らしいものがあります!」と言わせる構成になっており、一見するとフェアな作りになっているように解釈はできる。ここまでは良かった。しかし、「二軍」に入った県の中でもさらに“格付け”がなされ、佐賀県を最も低い立ち位置だと断じ、徹底的に下げまくり、それを娯楽として全国に放送したのである(少なくとも筆者にはそう感じられた)。
番組では、福岡県を「一強」としたうえで、「一軍」には熊本と鹿児島が入った。「一軍半」という微妙なポジションに長崎を配置し、「二軍」には大分・宮崎・佐賀が入った。長崎県民はこの件について「出島を通じて世界と交易してきた我々は九州を見ておらず世界を見ている」「横浜と神戸を意識していて、九州は眼中にない」といった形でそのプライドを表明した。
そして、佐賀について“圧倒的に下で”とし、長崎県民に「申し訳ない! 佐賀は可哀想。いろんな意味で通り道」と言わせた。これは街頭インタビューにおける一般人による発言だが、おそらく番組スタッフはこのような質問をしたのであろう。
「ところで、もっとも立場が低いと多くの人が言ってる佐賀県についてのイメージをお聞かせいただけますか?」
不躾なテレビの直撃取材に応じるような、ノリが良くサービス精神のあるこの長崎県民としては、「あっ、ここは佐賀県をバカにする発言が求められるんだろうな!」ということを瞬時に察したのであろう。だからこそ長崎県民の女性は「申し訳ない! 佐賀は可哀想 いろんな意味で通り道」と言った。他にはこんなコメントも紹介された。
「佐賀駅から一駅で無人駅。それが証拠じゃないですか」
「なんもないらしい」
「佐賀は気付いたら長崎に行ってる」
「3階以上のビルがないって聞いたよ」
(略)
ところが、佐賀は「福岡の隣」というのが強みだとされたのだ。流石にバランスが悪いと思ったのか、フォローするかのように佐賀県小城市が本社の竹下製菓のアイス「ブラックモンブラン」が紹介されたが、出演者の佐賀出身・どぶろっくはこう発言した。
「本当に、福岡様の側近としてやらせてもらいます」「なんだったら我々の方が福岡の良さを知っている」「佐賀ナンバーで福岡に入る時は、一回ハザードをたかなきゃいけない(と言いながら恐縮して拝むポーズ)」
福岡出身のカンニング竹山は「もうブラックモンブランは福岡のものでいいんじゃないか? とXで言ったら佐賀の人が怒って大炎上」とも言い、九州人が好きなブラックモンブランですら佐賀から強奪しても構わん、といった話に繋げる。そして、大阪出身のケンドーコバヤシは「客観的に、このランキング、正解です」と締める形にし、スタジオ全体が佐賀県を落とすことに終始したように感じられた。
まぁ、所詮はバラエティ番組の演出であることは理解しつつも、テレビ番組のつくりというものが、日本からまったくなくならない「いじめ」と同質のものになっていることはご理解いただきたい。
いじめている側は「悪ふざけの範疇だった」「冗談のつもりだった」「本気に捉えてほしくなかった」などと、悪意はなかったんだよ~、と軽く言う。それが子ども達の中で同級生を「〇〇菌」などと呼んだり、暴力なのに「プロレスごっこだった」と開き直る態度に繋がる。
不毛な「地域マウンティング」
「自虐」は構わない。だが、自虐を強いる空気感は健全ではないのでは。
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https://www.dailyshincho.jp/article/2026/04131003/?all=1




