ブルース・ウィリス、認知症により「ハリウッド俳優だったことも忘れる」。妻も見逃した"初期のサイン"、40代から増える「前頭側頭型認知症(FTD)」の怖さとは
…『ダイ・ハード』『シックス・センス』『アルマゲドン』などの名作に携わり、ハリウッドを代表する俳優であるブルース・ウィリス。「失語症」の診断を受けたこ…
(出典:Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー))


ブルース・ウィリスのサムネイル
ウォルター・ブルース・ウィリス(英語: Walter Bruce Willis、1955年3月19日 - )は、アメリカ合衆国の元俳優。 彼のキャリアは1980年代から始まり、それ以来コメディ、ドラマ、アクションといったジャンルで、テレビと映画の両方で活躍している。『ダイ・ハード』シリーズの主人公…
82キロバイト (7,038 語) – 2026年8月26日 (水) 17:42

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映画『ダイ・ハード』シリーズなどで知られる俳優ブルース・ウィリスさんは、2023年に前頭側頭型認知症(FTD)と診断されたことを家族が公表しました。

家族は2022年に、まず「失語症」と診断されたことを明らかにしていました。その後、症状が進行し、より具体的な診断としてFTDが公表されています。

2026年8月には、娘のルーマー・ウィリスさんが父親との現在について語り、病気と向き合いながらも、家族で過ごす時間に喜びを感じていることを明かしました。

ブルース・ウィリスさんのニュースをきっかけに、あまり知られていない「前頭側頭型認知症」とはどのような病気なのか、そしてなぜ初期の変化に気づきにくいのかを考えてみます。
前頭側頭型認知症は、脳の前頭葉や側頭葉を中心に神経細胞の障害が起こる病気です。

認知症というと「物忘れ」をイメージする人も多いですが、FTDでは必ずしも記憶力の低下が最初に目立つとは限りません。

症状には、性格や行動の変化、感情面の変化、コミュニケーションの難しさなどがあり、場合によっては仕事や日常生活にも影響が出ることがあります。

特に代表的なタイプの一つでは、以前とは違う行動や判断の変化が目立つことがあります。本人にとっては病気による変化であっても、周囲からは「性格が変わった」「以前より無頓着になった」と受け止められてしまう場合があります。
FTDが難しい病気の一つとされる理由には、初期症状が一般的な「認知症」のイメージと異なることがあります。

たとえば、

  • 以前より行動が変わった
  • 人との接し方が変化した
  • 判断の仕方が以前と違う
  • 言葉が出にくくなった
  • 会話がかみ合わなくなった
  • 仕事や日常生活でミスが増えた

といった変化が見られることがあります。

しかし、こうした変化だけでFTDだと判断することはできません。

仕事上のストレスや加齢、ほかの病気など、さまざまな原因が考えられるためです。

また、FTDは症状の現れ方にも個人差があります。国立老化研究所(NIA)も、初期段階では一つのタイプの症状だけが現れる場合があると説明しています。

そのため、「少し様子がおかしい」と感じても、すぐに病気と結びつけることが難しいケースがあります。
ブルース・ウィリスさんの場合、家族が2022年に失語症について公表した後、2023年にFTDという、より具体的な診断が明らかになりました。

俳優という仕事では、台詞を覚えたり、言葉を使って演技したりする場面が多いため、コミュニケーションの問題は仕事にも大きく関係します。

ただし、ブルース・ウィリスさんに見られた症状を、そのまま一般的なFTDの症状として扱うことには注意が必要です。

FTDは人によって症状や進行の仕方が異なるため、「この症状があるからFTD」という単純な判断はできません。
認知症の診断を受けた本人だけでなく、家族にとっても病気との向き合い方は大きな課題になります。

FTDでは、性格や行動の変化が起こることがあるため、家族がその変化を「本人の意思」や「わがまま」と受け取ってしまうと、お互いに苦しさが増してしまうことがあります。

大切なのは、以前との違いを責めるのではなく、病気によって起きている可能性も考えながら対応することです。

また、介護する家族がすべてを一人で抱え込まないことも重要です。

専門医や医療・介護の専門職などに相談しながら、家族自身の負担を減らす方法を探すことも必要になります。NIAも、FTDによる行動や性格の変化について理解し、対応方法を学ぶことが介護者の負担軽減につながるとしています。
FTDに限らず、家族や身近な人の変化に早く気づくことは大切です。

「最近、以前と少し違う気がする」

そんな小さな違和感が続く場合には、本人を責めるのではなく、変化した時期や具体的な出来事を記録しておくのも一つの方法です。

ただし、物忘れや性格の変化、言葉の問題があったからといって、必ずしも認知症とは限りません。

気になる症状が続く場合には、自己判断せず、医療機関など専門家に相談することが大切です。
ブルース・ウィリスさんの家族は、病気について公表するだけでなく、現在の家族との時間についても発信しています。

2026年8月、ルーマーさんは父親と会った際の喜びや、家族の間にある愛情について語っています。病気によって状況が変化しても、家族として一緒に過ごす時間には変わらない価値があるという思いが伝わります。

認知症という言葉だけを聞くと、不安や恐怖を感じる人も少なくありません。

しかし、本人には病気になる前から続いてきた人生があり、家族との関係もあります。

病気の知識を持つことはもちろん大切ですが、それと同時に、病気だけでその人を判断しないことも大切なのではないでしょうか。

ブルース・ウィリスさんのニュースをきっかけに、前頭側頭型認知症について知る人が増え、本人と家族を支える環境づくりにつながっていくことを願いたいと思います。


1 冬月記者 ★ :2026/08/27(木) 01:38:32.84 ID:RuicWBgD9
https://news.yahoo.co.jp/articles/541fa3e9f731e4c07af29d6ef3bd647612d8baa9

ブルース・ウィリス、認知症により「ハリウッド俳優だったことも忘れる」。妻も見逃した"初期のサイン"、40代から増える「前頭側頭型認知症(FTD)」の怖さとは


 『ダイ・ハード』『シックス・センス』『アルマゲドン』などの名作に携わり、ハリウッドを代表する俳優であるブルース・ウィリス。

 「失語症」の診断を受けたことをきっかけに、2022年3月に俳優業を引退した際には大きな話題となった。

 彼の妻であるエマ・ヘミング・ウィリス(50歳)は過去に、「前頭側頭型認知症(FTD)」と診断されるに至った夫の"初期の小さな変化"についてインタビューで明かしている。


 『Town & Country』とのインタビューに応じたエマは、ブルースが前頭側頭型認知症と診断を受けるまでの変化について語った。

 「ブルースは子どもの頃、ひどい吃音でした。それから大学に進学し、演劇の先生に出会い、そこで『君の助けになるものがある』と言われたのです。そのクラスでブルースは、台本を暗記すれば言葉が詰まらずに話せることに気づきました。それが彼を俳優の道へと後押しさせたのです」

 またエマによると、「ブルースは常に言葉に詰まっていたが、隠すことが上手だった」ため、いつもと違う話し方をするようになったとき、それが深刻な病気の初期症状だとは思いもしなかったという。

 「ブルースの話し方が変わり始めたときは、吃音の一部であって、いつもの彼だと思えました。こんなに若い人が認知症になるなんて、思いもしませんでしたから」

 ブルースが前頭側頭型認知症であると正しく診断されるまでには数年を要し、この病気は多くの場合、誤診されたり、誤解されたり、あるいは完全に見逃されることがあるとエマは指摘している。


娘も認識できない状態に?
2019年、妻のエマとともに

 ブルースは現在、妻と娘たちと離れて暮らしており、専門施設にて生活しているという。 韓国版『StarNews』の報道によると、ブルースは娘たちの顔を見ても認識できないこともあり、自分が俳優だったという事実も理解できていないとされる。 妻であるエマは数日前にブルースの誕生日を祝してインスタを更新。

「今日はブルースの誕生日♡ 前頭側頭型認知症(FTD)と共に歩むこの旅路は、あまりに多くの家族が直面している現実を、私に気づかせました。この気付きは、FTDへの認知度を高め、研究を支援し、そして日々計り知れない重荷を背負っている介護者たちの傍らに立つために「エマ&ブルース・ウィリス基金」を設立する原動力となっています。もし今日、ブルースを称えたいと感じてくれているなら、この基金や、あるいはこの分野で活動する他の団体への支援を検討してほしい。あるいは、身近な介護者に声をかけてあげるだけでもいい。その小さな親切心が、彼らにとって本当に大きな意味を持つのです」とキャプションを添えた。 


40代~60代に多い、前頭側頭型認知症とは?

 脳の前頭葉と側頭葉の神経細胞の損傷によって引き起こされる、前頭側頭型認知症。

 アメリカ国立老化研究所によると、他の認知症に比べて若年で発症する傾向があり、患者のおよそ60%は45歳~64歳であるという。異常な行動やコミュニケーション障害、歩行困難など、さまざまな症状が現れるとのこと。

 さらに進行性の病気で時間とともに症状が悪化するため、患者の余命を予測することは困難であり、診断を受けて10年以上生きる人もいれば、診断後2年未満しか生きられない人もいるという。

 また、前頭側頭型認知症は症状が他の疾患と似ているため、診断が難しいことがあるそう。

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