| “推し活”全盛なのに音楽離れ「接点増えても、じっくり鑑賞は…」 Spotify日本法人代表インタビュー 全世界で7億人以上のユーザー数を誇る音楽配信大手、Spotify(スポティファイ)。その日本法人は昨年9月、ミュージックシティ天神や中洲ジャズなど… (出典:西日本新聞) |
| Spotify(スポティファイ)は、スウェーデンの企業スポティファイ・テクノロジーによって運営されている音楽ストリーミングサービス。2025年2月5日時点で、月間アクティブユーザー数を6億7500万人(うち有料会員2億6300万人)抱えており、音楽配信サービスとしては世界最大手である。また、楽曲数は… 45キロバイト (5,101 語) - 2026年3月19日 (木) 08:04 |
世界で7億人以上のユーザーを抱える音楽配信サービスSpotifyが、日本の地方都市・福岡に注目している。
一見すると意外にも思えるこの動きだが、その背景には「音楽の楽しみ方の変化」と「地方の可能性」が大きく関係している。本記事では、Spotifyの戦略を読み解きながら、音楽業界の今後について考察する。
福岡は古くからライブ文化が盛んで、音楽イベントも多い地域だ。
近年では「福岡ミュージックマンス」など、街全体で音楽を楽しむ取り組みも活発化している。
こうした土壌は、アーティストとリスナーの距離が近い“リアルな音楽体験”を生み出しており、Spotifyのような配信サービスとの相性も良い。
福岡は地理的にアジアに近く、韓国や中国との文化交流も盛んだ。
Spotifyにとっては、日本国内だけでなくアジア市場への発信拠点としても機能する可能性があり、「地方都市=ローカル」という従来の枠を超えた役割が期待されている。
福岡は東京に比べて生活コストが低く、若いアーティストやクリエイターが活動しやすい環境が整っている。
これはSpotifyが重視する「新しい才能の発掘」とも一致しており、地方からヒットを生み出す土壌として注目されている。
近年、「若者の音楽離れ」が指摘されることがある。
しかし実態としては、“音楽を聴かなくなった”のではなく、“聴き方が変わった”と考えるべきだろう。
CDからサブスクリプションへ、所有から体験へ。
Spotifyのようなサービスは、プレイリストやレコメンド機能を通じて、ユーザーに新たな音楽との出会いを提供している。
つまり、音楽は消費されるものから「日常に溶け込む体験」へと変化しているのだ。
Spotifyが福岡に注目する本質は、「地方でも世界とつながる時代」にある。
かつては東京を中心に動いていた音楽業界も、現在はデジタルによって場所の制約が大きく減少した。
地方で生まれた楽曲が、世界中で再生されることも珍しくない。
今後は以下のような流れが加速すると考えられる。
- 地方発アーティストのグローバル展開
- ライブと配信の融合による新たな体験
- ポッドキャストなど音声コンテンツ市場の拡大
Spotifyの福岡進出は、単なる地域施策ではない。
それは「音楽の未来の形」を試す実験でもある。
音楽離れが叫ばれる時代において、重要なのは“どこで聴くか”ではなく“どう体験するか”だ。
そしてそのヒントは、むしろ地方にこそあるのかもしれない。
4/19(日) 14:30
全世界で7億人以上のユーザー数を誇る音楽配信大手、Spotify(スポティファイ)。その日本法人は昨年9月、ミュージックシティ天神や中洲ジャズなどのライブイベントから成る「福岡ミュージックマンス」に協賛したのを皮切りに、地方でのマーケティングを本格化させた。なぜ今、福岡に着目するのか。3月に開かれた「LOVE FM FESTIVAL」を訪れた日本法人のトニー・エリソン代表に聞いた。(聞き手は大矢和世)
「日本の音楽市場では海外に比べ、音楽配信の人口当たり利用率が低い。特に認知度は、東京を離れて地方だとグッと落ちる。東京は比較的欧米クラスの普及率なのですが。実は近年、日本人の音楽離れが発生しています(※日本レコード協会調べで、音楽を聴かない『無関心層』は2014年が22.4%、24年が46.4%に)。これをやはりSpotifyとして直したい。どうすれば音楽愛を再び掘り起こせるか。日本ではすごく地方のプライド、アイデンティティーがある。既にその街に強い音楽文化がある地方はどこだろうと考え、福岡が思い浮かんだ。福岡では50年以上前から全国的なアーティストを輩出してきた。私が初めて買った邦楽CDもスピッツ(ボーカル草野マサムネさんが福岡市出身)でした」
「Spotifyには、日本の音楽を世界へ発信する使命もあります。音楽の伝統がある福岡でなら、意外と新しいことをスタートできるという期待もある。実際福岡に一番近いのは韓国・釜山。東京と台湾・台北が福岡からあまり変わらないくらいの距離。ダイレクトに外国に発信もできるんじゃないか」
−「推し活」全盛なのに音楽離れとは意外に思います。
「エンターテインメントの選択肢が多彩で、ゲームや映画のBGM、YouTubeやTikTokといった音楽の接点は増えていても、じっくりと鑑賞というのは減ってきているんじゃないか。私もYouTubeに在籍していたのでそれが悪いと言うつもりはない。ただ、気になった音楽を1回検索して、それで終わっちゃう。音楽鑑賞しましょうという行動に持っていきにくい。音楽配信アプリを認知することでもっと聴いてもらえると思う。勉強や仕事、運動の時など、聴くことが習慣づく」
続きはソースをご覧ください
トニー・エリソン代表

(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
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