| 錦織圭「最後のろうそくの火が消された」 最後の4大大会の幕が下りる 全米OP予選決勝で坂本怜に敗退 …◆テニス ▽全米オープン予選最終日(28日、米国・ニューヨーク) 【ニューヨーク28日=吉松忠弘】今季限りでの引退を発表した元世界ランキング4位の… (出典:スポーツ報知) |
男子テニスの錦織圭選手が、現役最後となる四大大会への挑戦を終えた。
錦織選手は全米オープンの予選決勝で、後輩にあたる坂本怜選手と対戦。最後まで粘り強くプレーしたものの、勝利には届かなかった。
これで錦織選手にとって、四大大会の舞台で戦う機会は一区切りとなる。
錦織選手はこれまで、世界ランキング4位まで上昇し、2014年の全米オープンでは日本男子として初めて四大大会のシングルス決勝に進出するなど、日本テニス界を代表する存在として長く活躍してきた。
今回の全米オープンでは、予選から本戦出場を目指して戦ったものの、最後の一歩を突破することはできなかった。
一方で、試合後の錦織選手からは、まだ競技への思いが残っていることもうかがえた。
本人は現役生活について「未練は全然ある」という趣旨の言葉を口にしており、四大大会を終えたからといって、すぐにテニスへの気持ちが消えたわけではないようだ。
錦織選手は今季限りでの現役引退を表明しているが、まだ最後の舞台が残されている。
それが9月に開催されるジャパン・オープンだ。
日本で多くのファンが見守る大会で、錦織選手がどのようなプレーを披露するのかは大きな注目を集めそうだ。
今回の敗戦は、錦織選手にとって四大大会での最後の試合という意味では大きな節目となった。しかし、長年にわたって日本男子テニスをけん引してきた選手だけに、ファンとしては最後にもう一度、国内の大舞台でプレーする姿を見届けたいところだ。
一方、錦織選手から勝利を挙げた坂本選手にとっても、この試合は大きな意味を持つ。日本テニス界を代表してきた錦織選手からバトンを受け取るような形で、若い世代の選手がどこまで成長していくのかにも期待が高まる。
錦織選手の四大大会挑戦は終わったものの、現役最後の戦いはまだ残っている。
最後のジャパン・オープンで、錦織選手がどんなプレーを見せ、どんな言葉を残すのか。日本のテニスファンにとって、特別な大会になりそうだ。
https://hochi.news/articles/20260829-OHT1T51004.html
2026年8月29日 4時49分
◆テニス ▽全米オープン予選最終日(28日、米国・ニューヨーク)
【ニューヨーク28日=吉松忠弘】今季限りでの引退を発表した元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が敗れ、現役最後の4大大会が終わった。前日の降雨のため、この日に延期となった予選決勝で、後輩で、世界157位、20歳の坂本怜(IMG)に4−6、6−7で屈し、2007年に全米予選に出場して20年目、50回目の4大大会に幕が下りた。錦織に残された出場大会は、9月30日開幕の木下グループ・ジャパン・オープン(東京・有明)だけとなった。坂本は、今年の全豪以来、2度目の4大大会本戦出場となった。
ネットの向こうで、坂本が、喜びでコート上に転がっていた。「寝てるわ(笑)」。錦織は、そう思いながら、4大大会最後の握手をし、ベンチに座った。タオルをかぶる。「最後のろうそくの火が彼にすべて消された」。そして「すがすがしい気持ち」が、心にわいてきた。
ただ勝負師の火はまだ消えていない。実は「未練は全然ある」という。「今日の試合も全然良くなくて、納得いく試合ではない」。そして、錦織節の「出し切ってないけど、出し切ったみたいな複雑な気持ち」。最後は「やり切ったって言いたいが、やり切ってない部分もあるし。当たって砕けろで、砕けた感じ」と、苦笑いだ。
錦織がコートを去り、スタッフと会ったときの第一声は「練習ですね」だったという。最後の木下グループ・ジャパン・オープンまで約1か月だ。引退を発表し、その後は、常に「ジャパン・オープンで変なプレーを見せられない」と強調してきた。
残るは最後の舞台のみ。「ちょっと一回、火が消えたので」。しかし、「練習したい気持ちは全然あるので」。少し休んで、ジャパン・オープンのために始動する。そして1回戦は「最高の試合で(坂本)怜にリベンジしたい」だ。




